−これからを先取りする”住宅ローンの組み方”アドバイス!?−
高梨建設株式会社
        特徴って何! 

    ライフスタイル別に・・アドバイス!
・・・・・・「公庫融資」が、2007年4月1日から廃止になります。・・・・

これからは民間金融機関の住宅ローンが主流になり、商品も多様化し選択肢が広がります。
新時代の住宅ローン選びを徹底的に研究しましょう!

・・2/21に日銀が金利引き上げ決定!・・

【基本編】
・・ライフスタイル別、住宅ローン選びのポイント・
【共稼ぎカップル編】
【子育てファミリー編】


将来の生活や家計を考え最適なローンを選びましょう!

*あくまでも、参考として掲載しております。
詳細に関しては、最寄の金融機関でお確かめ下さい。


・・バリバリ共稼ぎできるうちに、がっちり返済するプラン!・・
  
(共稼ぎカップル1)
   1:共稼ぎのうちに返せる額を妻が借りて早期返済!

・共稼ぎは収入が2人分なので返済に余裕があります。だが将来、妻が出産退職する可能性があるなら、夫婦別々にローンを借りる方法がお勧めです。

・「夫は、妻の退職後、自分の収入だけで家族が生活できるよう短い返済期間で、
3年固定など低金利ローンを借りるのも良いと思います。

・妻のローンは5年返済としていますが、出来ればローン返済と並行して貯蓄をし、繰上げ返済でより早く完済したいですね。
・夫の方も低金利の10年固定を利用して、3
0年返済に!
・10年後金利が上がったら、比較的金利の低い2年、3年固定などを選ぶ事もできます。
 
(参考) 夫 30歳 妻 27歳 年収 夫:500万円 妻:350万円

 

【表1】
資金計画例
ローンの種類 借入額 返済期間 借入金利 返済額(当初3年間)
毎月 ボーナス時加算
3年固定(妻) 400万円 5年 1.60% 5万2059円 10万4452円
10年固定(夫) 2600万円 30年 2.25% 9万9383円 0円
合計 3000万円 15万1442円 10万4452円


【表2】10年後の返済はどうなるの?・・                    
10年後店頭金利が・・ 10年固定を選ぶと・・ 3年固定を選ぶと・・
適用金利 毎月返済額 適用金利 毎月返済額
変わらないなら 3.35% 1万456円UP 2.50% 2322円UP
1%UP 4.35% 2万494円UP 3.50% 1万1929円UP
2%UP 5.35% 3万1023円UP 4.50% 2万2042円UP

【ポイント】固定期間の長いタイプは、チェンジが使えます。
 

・・夫婦とも働き続けるなら、お得な超早期返済プラン!・・
 
(共稼ぎカップル2)
   1:共稼ぎで収入も多ければ、短期集中の返済プランで!

・仕事も遊びも充実し、生活にゆとりのあるカップルなら、3年固定を出来るだけ短時間で借りるのがお得です!

・住宅ローンが早く完済できれば、仮に子どもが生まれても教育費とのバッティングを避けられます。

注意・・低金利のローンだけを短期間で借りる方法は、金利上昇リスクが高いです!
万一、返済が厳しくなった場合、銀行ローンでは返済期間を長く延ばすことが難しいケースもあります。事前に金利が上がった場合の返済額を試算してもらい、無理のない返済期間を決めましょう!

【参考】

参考
 夫 35歳 妻 33歳 年収 夫:700万円 妻:400万円

【表3】資金計画例
(借入金額 3000万円 うちボーナス時に500万円とした場合)  
ローンの種類 借入額 返済期間 借入金利 返済額(当初3年間)
毎月 ボーナス返済時
3年固定*1 3000万円 16年 1.60% 14万7671円 17万7723円
*1 当初3年間は1.6%、4年目以降は店頭金利2.5%タイプ

【表4】3年後の返済額はどうなるの??
店頭金利が・・ 適用金利 返済額(4年〜6年)
毎月 ボーナス時加算
変わらないなら 2.50% 8535円UP 1万534円UP
1%UP 3.50% 1万8369円UP 2万2653円UP
2%UP 4.50% 2万8570円UP 3万5201円UP




3 ・・子どもの大学入学前に、低金利ローンを完済するプラン!・・
 
(子育てファミリー1)
   1:短期返済の低金利ローンをフラット35に組み合わせ!

・教育費との兼ね合いを考え、10年固定のローンは子どもが大学に進学する前に完済できるよう18年としました。

・若いファミリーは、フラット35だけ借りる人が多いですが、一部を低金利のローンにしてフラット35と同じ返済額になるように組めば、返済期間は短く出来ます。



 【参考】 夫33歳 妻30歳 子ども 0歳 夫:年収600万円
 

【ポイント】
・18年後はフラット35の返済だけなので、子どもから手が離れて妻が働ける時期までは、返済額が増えないように、低金利ローンの10年固定を選んだ場合
・年収が確実に上がるなら、より金利の低い3年固定にすれば返済期間を後1年ぐらい短くすることができます。

【表5】
資金計画例
3000万円の物件を買う場合。フラット35で、3.09%を35年返済での借入)
ローンの種類 借入額 返済期間 借入金利 返済額(当初10年間)
毎月 ボーナス時加算
フラット35(*1) 2600万円 35年 3.09% 7万7978円 14万860円
10年固定 400万円 18年 2.25% 2万2538円 0円
合計 3000万円 10万516円 14万860円
*1借入額2600万円のうち600万円をボーナス払いの場合

【表6】10年後の返済額はどうなるの?・・(3年固定の金利が2.50%の場合)
店頭金利が・・ 3年固定を選択した場合
適用金利 毎月返済額
変わらないなら 2.50% 221円UP
1%UP 3.50% 1119円UP
2%UP 4.50% 2040円UP
 
【注意】
・金利の変動によって、返済額は変わります。
・最寄の金融機関でお確かめ下さい。


・・老後に備え、返済期間を短くす抑える!・・
 
(子育てファミリー2)
   1:40歳を過ぎて買うなら20〜25年で完済を!

・公的年金が心もとないこれからは、住宅ローンは定年までに返すのが基本です。
・65歳まで働くとしても、40歳以上で買う場合は返済期間を20年〜25年程度になるべく短くした方が良いです。

・ただ、返済当初は教育費がかかるのでフラット35に3年固定を組み合わせ、返済額を減らすのも一つの方法です。
・この場合は、子どもが独立して家計に余裕ができる10年後ぐらいから繰り上げ返済などをして、少しでも早く返済した方が良いと思います。


 【参考】 夫43歳 妻41歳 子ども 13歳(中1) 10歳(小4) 夫:年収900万円、妻も月10万円前後のパート収入有り)
  
 
【ポイント】
・3年固定の金利上昇で生活が厳しくなったなら、フラット35を期間延長(35年)して返済額を減らす手もあります!

【表7】
資金計画例
3000万円の物件を買う場合。フラット35で、借入を1500万円、金利3.09%を30年返済での借入)
ローンの種類 借入額 返済期間 返済金利 返済額(当初3年間)
毎月 ボーナス時加算
フラット35 1500万円 30年 3.09% 6万3971円 0円
3年固定(*1) 1500万円 20年 1.60% 4万8715円 14万6559円
合計 3000万円 11万2686円 14万6559円
*1:1500万円のうち500万円をボーナス払いにした場合です。

【表8】3年後の返済額はどうなるの?・・(3年固定で金利が2.5%の場合)
店頭金利が・・ 返済額(4年〜6年)
適用金利 毎月返済額 ボーナス時返済額
変わらないなら 2.50% 3650円UP 1万1190円UP
1%UP 3.50% 7900円UP 2万4190円UP
2%UP 4.50% 1万2350円UP 3万7770円UP
*3年固定の4年〜6年後の金額になります。



【住宅ローン選びのポイント!】

・・これからの住宅ローン選択のポイントは、
長期固定型=安心感』と『短期固定型+返済期間=おトク度

のバランスをどう取るかだと思います。

・ローンの選択肢が広がる中、将来の生活プランや家計を考えて、最適な住宅ローンを選びましょう!

・これから先取りする住宅ローンの組み方アドバイス
・どこが違う?フラット35VS銀行ローン・・など